Shoe Tossing.

2009. Seatle(USA)

Shoe Tossing.　って、ご存知ですか？

訳すとまんまですが、 Shoe＝靴　Toss（ing）＝　　放り投げる　という意味。

カリフォルニア界隈で頻繁に見られる電線に吊るされたスニーカー。

このスニーカー、また行為自体をアメリカでは「Shoe Tossing」と呼んでいます。

最初の画像は僕がまだ学生の頃、北アメリカを放浪していた際に撮影したShoe Tossingです。はじめて見た時は「なんだこりゃ」って思いました。

2009. Seatle＆Fremont(USA)

現地の人はこの靴について、我関せず、というか気づいてもいないくらい素通りで・・・・僕だけ立ち止まってパシャパシャ写真を撮っていたら、中学生くらいの男の子に指差されて笑われてしまいました(恥).....。

調べてみたら、アメリカ（特に西部）じゃ、当たり前の光景のようで。

2009年の冬、僕は貧乏旅行でシアトル、ポートランド、そして、カナダ、ブリティッシュコロンビアをウロウロ歩き回ったのですが、アメリカだけじゃないんですね・・・Shoe Tossing.

Tofino (CANADA).

他にもネットで見てみたら、案外いろんな場所でスニーカーが放り投げられているみたいです笑

Fjärdingen (SWEDEN).

NewYork (USA).

Havana (CUBA).

おもしろいですね〜♬

でも、そもそもなんでこんなにもたくさんの靴が世界中の空を舞っているのでしょう？？？？誰が？？何のために？？

・・・・・

実は2010年にオーストラリアでこのShoe Tossingのドキュメンタリー映画が制作されたんです♬

↑「The Mystery of Flying Kicks」っていう映画なんですが、この映画によると理由やはじまった起源は結局諸説あって、確実な話はないんだとか・・・・。

有力なのは、「ギャングやマフィアの縄張り（クスリの販売場所）を表すため」だったり、「秘密結社のサイン（おいおい秘密にしては目立ってるじゃねーか！）」「コドモのイタズラ」「結婚や卒業などのお祝いで」・・・などなど。

2009. Portland(USA)

当時、僕がポートランドで聞いた話だと、地元のスケーターが自分たちの場所を主張するためのサインとして、その場所の電線に使い古したVANSやCONSを引っ掛けたのが起源なんだとか！！

なるほどなるほど・・・。

僕らも触発されて、実は蔡温ストリートに「Shoe Tossing」やっちゃってるんです♬

あ。もちろん、電線にはやってませんよ！そんなことやったら怒られちゃいますからね！！　・・・そこまで僕ら度胸ないです笑

Plant＆SoilとII3 uno dos tresの間に、ひっそりと.....

僕らストリートメンバーの履き潰したスニーカーを😆👟

「ここが僕らの本拠地であり、スタート地点」

・・・そんな思いを込めて作りました☆☆★

おかげさまで先月ようやく蔡温ストリートは設立１周年。

まだまだ始まったばかりの小さな小さなストリートですが、目標は大きく、

「沖縄からセカイへ！」。

・・・なんて、大口叩いちゃってますが、このShoe Tossingを見るたびにピシ！！っと背筋が伸びるいうか、、、なんかこう頑張らなきゃ！って思えるんですよね😃

「戒め」といった感じでしょうか。

しっかり地に足付けて、コツコツやっていかなきゃ！！！

ぜひ、皆さんご期待下さいねっ！！

皆さんの街の電線に、吊るされたスニーカーはありませんか？

それは、いったい何のサインなんでしょうか？

・・・・きっと理由があるんでしょうね。

・・・・とは言っても、良い子は真似しちゃダメよダメダメ。

ではでは、今日はこのへんで👋👋👋

Written by ・・・・・・・・・☀︎

Plant＆Soil Producer/Dan Shinjo.

 ★ART PROJECT★　

-denude. Official Site-　

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