Plant&Soil Mind

Plant&Soilの徒然ダイアリー。

松田優作みたいな人の誕生日。

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たしか、僕が中学生の時だったと記憶しているのだけど、

夏休みを利用して、東京の兄の家に遊びに行き、1週間くらい東京をふらふら観光したことがあった。

 

兄は高校時代バンド活動をしていて、音楽の知識、とりわけオアシスをはじめとする90年代のブリットポップシーンにやたらと造詣が深く、まだ中学生の僕にブラーやらステレオフォニックス、トラヴィスあたりのCDを(半ば無理矢理)僕に貸してきた。

 

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その頃と言えば、三木道三Lifetime Respect」がド流行りしている頃・・・

PVでほぼヌードの女性が出て来たりしたもんだから、エロ本も売っていないような田舎の健康優良中学生からしたら、それはそれはセンセーショナルな出来事だった笑

 

そんななか、僕が聴いていたのは先に記載したようなブリットポップ

地元の同級生からしたら「マセガキ」だったに違いない・・・。

 

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・・・話を戻して、東京の兄の家。

 

兄が大学に行っている間、特にやることもなく、そこらにあったCDを片っ端から手に取って再生ボタンを押していると、ある1枚のCDがやけにかっこ良くって、何度もリピートして聴くことになっちゃった。

 

その日、本当なら午後から高円寺の古着屋を巡礼する予定だったのにも関わらず、

そのCDのせいで、夕方まで部屋に籠もりっきりになる始末・・・・泣

 

 

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そのCDは、リチャード・アシュクロフトの「Alone With Everybody」。

 

最初ジャケットを見た時は「なんだか、松田優作みたい」となんともない興味心に駆られて、再生ボタンを押したのだが、聴けば聴く程、曲の世界観に引き込まれてしまって・・・「この松田優作かっけーーー!!」と、まだリチャードの名前も知らなかった僕はただただ「この松田優作みたいな人」に聴き惚れていた♥︎

 

ジーザス&メリーチェインやマイブラ、ライドあたりのいわゆるシューゲイザームーブメントや、アシッドハウスたんまりのストーンローゼスにプライマルスクリーム、ハッピーマンデーズに代表されるクールなマッドチェスタームーブメント。

 

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それまで、僕のUKロックシーンのイメージはこの二つのムーブメントから成り立っていた。・・・んだけど、また、それとは違う・・・似ているんだけど・・・やっぱり「ネクラ」感は否めないんだけど、そのなかに無骨な漢っぽさもあってカッコいい・・・なんとも表現しがたい適度なグルーブ感♬

 

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オアシスのWHATEVERやDON'T LOOK〜がドカンと夜空に輝く打ち上げ花火なら、リチャード・アシュクロフトの音楽はさしずめ線香花火・・・一瞬パチパチ燃え上がるんだけど、その後はゆっくりゆっくりオレンジ色の小さな炎がキレイで、でも、「コレ、触ったらめっちゃ熱いよ」みたいな(?)。

 

とにかく、リチャードの音楽は奥底から噴き上がって来る衝動を感じることが出来るんです♬彼の音楽にハマってしまい、それからというもの、彼の作品を買い漁ることに・・・笑

 

リチャード・アシュクロフトを知らない方も彼がその昔やっていたバンドの名前なら聞き覚えがあるはず。

 

The Verve

 

オアシスがまだドカンと売れる前にはVerveの前座バンドをしていたこともあるんです♬

UKロック界の兄貴分的な存在のVerve。

 

彼らの名前を一躍世界に知らしめた名曲がコレだ 1.2.3・・・♬

 



うーん、何度聞いても好き★

 

 2008年にThe Verveが一度再結成してSUMMER SONICに出演した際、僕は人垣をカキワケカキワケして、最前列でこの「Bitter Sweet Symphony」を聴いた♬

イントロが流れた瞬間、声にならない声を叫んで涙しながら聴いたのを今でも昨日のように思い出す。

 

そんな彼が、今年の5月に自身10年ぶりのアルバム「These Days」を発売!

10月には日本でもLIVEを開催するらしい・・・・っ!!

くそ〜〜行きたい!聴きたい!まどろみたい!

 

 

ファッションと同じくらい、僕は音楽が大好きで、壁にぶち当たった時によく音楽を聴いてキモチを盛り上げるようにしている。特に、Bitter Sweet Symphonyはお気に入り♬ リチャードはこの曲のPVでロンドンのダウンタウンを人にぶつかろうが、車に行く手を阻まれようが、ただただ真っすぐ前を見て、前を歩く。

この、唯我独尊感・・・我が道を信じて突っ走ります感・・・かっこいい。

ジブンのやってることに自信がなくなったり、不安を覚えた時、僕はこの曲に勇気をもらっている。

 

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9.11

 

この日は悲惨な世界同時多発テロが起きた日。

誰もがテロや戦争、そして、なにより平和について思いを巡らせる日。

そんな悲しさに包まれた1日が、実はリチャード・アシュクロフトの誕生日だったりする。きっと、彼は誕生日の朝から1日中テレビやラジオでこの忌まわしい事件について多く聞かされるに違いない。とはいえ、

 

 

リチャードさん、

誕生日おめでとうございます。

 

45歳になっても、まだまだ我が道を信じて新しい楽曲を世に送ろうとしているアナタにいつもパワーをもらっています。ありがとうございます。

 

音楽はファッションと同じで、聴く人のキモチを変えることができる魔法のようなモノだと思う。そんな音楽に、リチャード・アシュクロフトに出会えて、僕は本当に幸せ者(LUCKY MAN)だと思っている。

 

 


The Verve - Lucky Man (Live Jools Holland 1997)

 

 

今日も大好きな音楽を聴いて、シャカリキ元気にPlant&Soil、オープンオープン♬

皆さん、引き続き宜しくお願いしマッス!!

 

 

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※今朝、僕の自転車🚲に相方シモンくんのいたずらでオリオンビールのケースが付けられていました。こんないたずらを一日に一回やられていますが、母さん、僕は元気でやっています・・・・笑

 

 

 

 

 

Written by ・・・・・・・・・☀︎

Plant&Soil Producer/Dan Shinjo.

 

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