なぜ、服を買うのか。
今日の沖縄はスッキリとした快晴🌞
冬は空気が澄んでいて気持ちが良いですね!
乾燥する冬は大気中の水蒸気が少なくなるおかげで、本来その水蒸気に付着するチリやホコリも少なくなる...だから、湿度の高い夏よりも空気が澄んでいるのだそうです。
湿度がない分、冬は冷気がストレートに身体に響きますからね・・・
そりゃ〜、コートや厚手のブルゾンも必要でしょう。
「Tシャツにジーンズ」でもOKな夏と違って、冬は身につける服にこだわらなくてはなりません。見た目だけじゃなく、「機能」としてのこだわり。冬のスタイリングはその点が難しいところでもあり、面白さでもあります。
そもそも、服を着るという行為は「機能」の追求がスタートになります。
普段生活する中で、心地の良い服を着ることが大前提。
通気性だったり、軽さだったり、着心地だったり、冬なら温かいほうが良い。
でも、ワガママな僕らは機能はもとより、「格好良さ」を追求したい。
何故、僕らは服を買うのでしょうか。
服に何を求めているのでしょうか。
ある社会学者さんは、こう話しました。
「服を買うというアクションは一種のストレス発散で、レジャーの一環である、そして、他人からの目や圧力(ピア・プレッシャー)に流されて、人は服を買うのだ」、と。また、こんなコトも言っていました。「人は服装を新しくすることで、新しいジブンになれるという幻想を持っている」、と。
僕は、この学者さんのお話を聞いて、「半分当たりで、半分違うのでは?」と思いました。確かに、服を買うことでキモチが晴れて、ストレス解消になる場合もあると思います。他人からの圧力、というより、トレンドに対して極度に敏感になることも往々にしてあるでしょう。ただ、最後の「服装と新しいジブン」のくだりは違っている気がします。
実際、服装を変えると人は変わります。これは幻想ではなくて、事実です。
服は人格を作る、と僕は思っています。
僕は小さい頃、洋服に全く興味がありませんでした。
7つ離れた兄が居たので、おさがりでもらった服をなんとなく着けていたくらい。
お小遣いがあれば、好きな音楽や釣り道具に使っていました。
中学二年生の夏休み(だったと記憶しているのだけれど)に、那覇の古着屋に寄った際、ジャスパー・ジョーンズの国旗がデカデカとプリントされたTシャツを発見しました。
なんてことないTシャツだったんだけれど、一目惚れ★
たしか3,000円くらいだったんですが、当時の僕からしたら大きな出費です。
でも、構わずに即購入!!
それからというもの、休みの日には必ずこのTシャツを着けて遊びに行きました。
なんとも表現出来ないのですが、なんだかこのTシャツを着けただけで、普段見ていた風景が違って見えたんです♬ 性格も明るくなり、何をするにしても積極的になった気さえします。
お気に入りの服は、間違いなくその人のキブンを高揚させてくれるし、外出の機会が増えたり、普段食べないモノを食べに行ったり・・・服はライフスタイルの新しいスイッチになります。
「所詮、ファッションは自己満足にしか過ぎない!」と思うべからず。
この自己満足が日々の生活をワクワクさせるんだと僕は思います。
自己満足は、言葉を変えると=自己表現です。
なにも、メゾンブランドやプレタポルテの高級服を買いましょう!とは、言いませんが、やっぱりジブンのこだわり(デザインや機能)が詰まった服は「一生モノ」です。
「でも、洋服なんて結局、あとで着なくなったら処理するだけだし」・・・と、おっしゃる方がいるかもしれません。僕の言う「一生モノ」とは、なにも「着る」ことだけのことを言っているわけではなくて、その服と出会ってから感じた高揚感や「思い出」のことを言いたいんです。
・・・「およ、なんだか「思い出」とか言っちゃって、この人気味悪い!」
と思われた方、・・・ごもっともであります笑
・・・でも、僕は本当にそう思っているんですよ。
服もそうですが、食べる物だって、音楽だって同じ。
美味しい料理は最初カタチがありますが、食べてしまったら、カタチはなくなりますよね。・・・でも、その時味わった味や一緒に食べた人との楽しい会話は思い出として、残るはずです。
だから、僕は服を買うことは、その人自身のこだわりの追求であり、思い出の創造作業だと捉えています。
ジブンはジブンである!と、他の人との違いを表現する時、服は大きな力を発揮します。もちろん、「モテたい!」という正直な衝動もあるでしょう笑。
でも、そういうキモチを、ジブンの存在意義として僕らは服に透過させているんだと思います。
話は大谷のホームランのごとく飛びますが、ココ・シャネルは「自分(人生)を変えたいなら、スタイルを変えなさい」と言いました。
18世紀末、ヨーロッパで流行ったコルセットは、最初はどこぞの貴婦人が思いつきでウエストを細く見せるために着けました。それが、100年続く「トレンド」に変容しました。そんな中、「コルセット=女性らしさの一極化」を否定し、脱却させたのはシャネルでした。
服の持つチカラは予想以上に大きく、「トレンド」は大きな波のように僕らの暮らしの上で引いては返すを繰り返しています。
トレンドは確かに大事だとは思います。
でも、服を買う理由は本来は別のところにあります。
「自己表現、こだわりの追求、思い出の創造。」
これが、僕の考える服を買う理由です。
毎日、ショップをオープンさせていると、いろんなお客様との出会いがあります。
Plant&Soilでご紹介させて頂いている服やスタイルはあくまで「ご提案」です。
僕らのご提案が皆さんのこだわりの琴線に触れて、それを実際に着けて頂いた時、本当に嬉しい気持ちになります。同時に、これからこのアイテムとお客様が「どんな時間を過ごすのだろうか」
・・・考えるだけでワクワクします!!
今日もたくさんのお客様が北風ピューピュー寒いなか、
ショップに遊びに来てくれました!!
本当にありがとうございます!!
まだまだ寒い冬の日々が続いていますが、早いもので、春夏アイテムも少しずつ入荷してきています♬
-KIIT- LOOSE COMBAT BLOUSON.
-2017 SS New Collection -
COLOR/BEIGE&WHITE.
¥32,000 +TAX.
これまた、こだわりの詰まりまくったコンバットジャケットですので、ぜひ一度袖を通して頂きたい!!★😃★
Plant&Soilは皆さんのご来店を心よりお待ちしております!こだわりの逸品をビシバシご提案致しますッ★
Plant&Soil Producer/Dan Shinjo.
👇 instagramも地道にやっています★
ぜひ、ご覧下さい😆👇
★ART PROJECT★
-denude. Official Site-
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