Apartment Okinawa. - Plant&Soil Mind

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先日、Apartment Okinawaのローンチパーティーが開催されました。

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Apartment Okinawa は、沖縄県内で活動するファッションブランドを結束させ、県内外、はたまた海外を視野にアピールしていくことを目的として設立された新プロジェクトです。

参加ブランドも幅広く、2015年に東京コレクションに出展したHIGAやYOKANG、PICTURESをはじめとしたウェアブランドから、Plant＆Soilともコラボした蝶ネクタイブランドのHABERU、石垣島の藍でつくった帆布ブランドのshimaai、ジュエリーブランドのJOIA DE LEQUIO、Paper Jewelry、LANTANA、churaumi・・・等々、２０を越えるブランドが一挙に集まったこれまでにない取組みになっています。

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もともと沖縄は国指定の伝統工芸の数が全国で３番目の数を誇るものづくりの県。

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根付いた伝統から派生して、新たなチャネルを見出した新進気鋭の作家やブランドが沖縄にはたくさん存在するんです。ただ、沖縄は物理的にマーケットとなる東京を含めた中央から離れています。今のご時世、これだけネットが発達してるんだから、「距離」なんて関係ないでしょーに！・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな簡単な話じゃないんです。

沖縄はもともと県民性もあってか、商売根性、とかくビジネスライクな考えを持つ人が少ないんです。気持ちが優しいからか、自分のスキルや感性に自信を持って示すことが出来ず、なんでもかんでも、得を取らずに「友達勘定」で済ましてしまう節がある。

そこに来て、沖縄は元来「島」なわけですから、外への意識よりも内に意識が働いてしまうわけです。

だから、これまで沖縄のブランドの皆さんは、どこか保守的で身の回り（県内）の人に喜んでもらえたら、それでOK!! という傾向が強かったように僕は（ほんとに勝手ながら）思っています。もちろん、沖縄のものづくりを沖縄の皆さんに知ってもらって、喜んでもらうことは間違いなく素敵なことです。だけれど、そんな素敵なクリエイションを外に出さない手はないとも一方で思うんです。

さて、例の「距離」の問題です。

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SNSが如何に発達しようが、そのモノの良さや背景にあるストーリーは「画面」のなかだけじゃ伝えるのに限界があります。だったら、直接モノを見せに行きゃいいじゃないか！！・・・でも、東京って遠いし。海外も興味あるけど、もっと遠いし。...... 当たり前ですよね。沖縄から飛行機乗って、ホテルに宿泊して、売り場を借りて、人を雇って・・・こんだけやったら、それ相応のコストがかかってしまいます。

そこで、生まれたのがこのApartment Okinawa。

Apartment Okinawaは、これまで点々と活動を続けていた沖縄のブランドをひとつに集約し、各々の強みを活かしながら、県外に向けた取組みを強化する施策です。コストの折半は然ることながら、この取組みを続けることで生まれる化学反応にも期待できます。しかも、この動きはブランド側だけでなく、県外の百貨店やショップからしても好都合です。コンセプチュアルで新しい沖縄のブランドが既にセレクトされているわけですから、「売る側」としても、きっと魅力的なはず♪

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