私事で恐縮ですが、4/22でまたひとつ年を重ね、30歳になりました。
誕生日になるといつも僕は2つのコトを考えます。
ひとつめは、僕を生み育ててくれた親、そして、先輩や後輩、仲間、身近な人に感謝する日。ふたつめは、また一つ年を取り、やっぱり人生には限りがあるということを自覚する日です。
“感謝する日”
西表島で生まれた僕は、人口2300人という小さなコミュニティで中学まで過ごしました。年中青々生い茂る亜熱帯特有のシダ植物、発色の良い赤土で作られたあの大地が僕にとってのオリジン。
大自然の恩恵を受け、家族はもちろん、島人のあたたかな人情に包まれながらも心のどこかでは田舎の暮らしに劣等感を感じ、その劣等感から力を受け、島を離れました。
そんな田舎者が憧れを抱いてやってきた東京はそれはそれは刺激的な街で。
田舎では決して味わうことのなかった経験、そして人との出会い・・・。
漠然とした夢を見て上京した裸の大将だった僕は、その刺激的な毎日に陶酔しきっていました。
でも結局、ほんわか湯船に浸かっていた学生時代を終えると、仕事で壁にぶち当たり、
悔しい、辛い思いもたくさんしました。でも、その度に仲間に支えられてきました。
気付けば家族と呼べるような友達もできました。今の僕がこうやって元気でいられるのは、これまで出会ってきた多くの仲間のおかげです。それがなけりゃ、今僕は夢に向かって進めなかった。
そして、昔は劣等感でいっぱいだった島での暮らしも、離れてみて改めてその有り難さを痛感・・・。都会と違って、人と人の繫がりが密な田舎で暮らしたからこそ、「絆」の大切さを身をもって知ることが出来ました。
ショップを構えて、まだ1年ちょっと。
いつも支えてくれる家族や、仲間、そして生まれ故郷である西表島の皆さんに少しでも恩返し出来るように(おこがましいですが)、また今年も精進していきたいと思います。
“限りある人生”
「人は生まれてから既に、死に向かって生きている」と、どこぞやの哲学者が言っていました。
・・・・暗い。
なんて暗く冷たい言葉を言いやがるんだコイツは、なんて思っていましたが、最近になって、悔しいかな「本当にそうだわ」と納得しています。
限り在る人生、いつ何時何が起こるなんて誰にも分かりません。
普段、僕らは自分がいつ死ぬかなんて考えません。そりゃそうです。毎日仕事に追われながら、汗水垂らして頑張っている人が考えるコトは次の日曜は映画見に行きたいな〜、とか。駅前の新しい中華屋さん、来週あたり行こうかな、とか・・・
「何か楽しいコトないかな、やりたいな」ってことばかりを考えているはずです。
でも、ちょっと一人になった時に、「俺。やりたいコトできてるかな。ん、待てよ。そもそもやりたいコトってなんだっけ」と、自問自答する時もあるはずです。
人生一度きり。だったら、自分がやりたいコトをやらなきゃ勿体ない。
皆平等に年を取るし、いつかは死んでしまう。
生まれたことに感謝しながら、気を引き締めて残りの人生をどう生きようか・・・
ある意味、誕生日は未来のジブン自身に誓いを立てる日なのかもしれません。
「男は三十路(みそじ)から」
そんなことをよく先輩方に言われていましたが、僕もようやく30歳になりました。
あいも変わらず、行き当たりばったりの性格で笑・・・だいぶ周囲の皆さんに迷惑をかけちゃっていますが、今年はちゃんと結果を残す年にしたいと思います!
カッコいいオトナって有言実行できる人だと僕は思います。
ビッグマウスだと思われても、目標を曲げず、やり通す。。。。そんなオトナに僕はなりたいです。今、僕ら蔡温ストリートでは「ローカルからセカイへ」をモットーに活動をしています。沖縄をもっと楽しくしたい・・・このキモチは揺らぎません。
まだまだ始まったばかりですが、ただのビッグマウスで終わらないように、また明日からみんなで一致団結頑張って行きます。
これからの蔡温ストリートにぜひご期待下さい。
宜しくお願いします。
/////////////////
P.S.
昨晩、イエガーとテキーラの飲み過ぎで記憶がほぼありません笑
これからはお酒の飲み方ももっとオトナにならなきゃなぁ・・・反省。
・・・とか、言いながら今日も飲むんですけど笑
Plant&Soil Producer/Dan Shinjo.
1-1-3 Asato Naha Okinawa JPN.
098-943-0017
info@plant-soil2014.com
instagram : https://www.instagram.com/dan_shinjo/
Danson Graffiti : http://www.dansons-graffiti.com